信用取引 margin trading 2004 5 15
心配していたことが、現実になってしまったようです。
数か月前に、ベテランの個人投資家が、驚いていたのです。
初心者のような個人投資家が、
数多く、信用取引をしていることに驚いたのです。
ベテランの投資家は、やがて、破綻の時が来ると言っていました。
やはり、信用取引は、中級以上の投資家が対象です。
信用取引において、重要なことは、リスク管理です。
たとえば、帳簿をつけているか。
いつ、いくらで買ったのか。
そして、いくらになったら、「利益確定」をするのか。
また、いくらになったら、「損切り」をするのか。
こうした計画がないまま、株式投資をすると、
必ず、失敗します。
特に、「損切り」が重要です。
初心者や初級者は、この「損切り」ができないのです。
その結果、損失を抱えたまま、
株を、「塩漬け」にしてしまうのです。
現物で買った株ならば、永久に所有していられますが、
信用取引で買った株には、期限があります。
退却は、敗戦ではありません。
退却できない者が、敗者となるのです。
一歩退却しても、二歩前進すればいいのです。